A4サイズ、46ページ
いつ、何を行えばよいかが分かる月ごとにやることをまとめた「実践編」と、より詳しく知りたくなった際に読むことが出来る「知識編」の2部構成のテキストになっています。
このテキストのポイント
●「ここのポイントを押さえておけば、成功する可能性が高まる」という点を最小限に絞った無駄のない構成
●極力、お金を使わないで野菜作りができるように、農業資材をできる限り使わない栽培方法を紹介
〜作者メッセージ〜
藤沢市の野菜農家の小島希世子といいます。私が主催している「体験農園コトモファーム」では、お客様が1 区画の自分だけの体験エリアで、年間20 〜30 種類の野菜作りにチャレンジされています。その中で毎週日曜日に「野菜作り講習」を行っていますが、講習は、私が一人で担当し、週に1 回、すべてのお客様の区画を周り、畑をみさせていただいております。これは農園設立から10 年以上たった今も変わりません。
現在、当園には、200 区画を越える家庭菜園があり、皆様の「家庭菜園のパターン」が10 年分、私の頭の中にあります。初めて野菜作りにチャレンジされるお客様が、どの時期にどういったポイントで野菜作りにつまずくかということにパターンがあることもある程度分かってきました。
このテキストには、その経験から培った無農薬で楽しむ家庭菜園のコツを凝縮し、まとめました。
そんなに難しいことは考えず、この1 冊を手に、1 人で小さな農業の世界へ一歩踏み出してもらえると嬉しいです。